ライアン氏は金髪である。だがご両親とも黒髪である。初めそれを聞いた時, 「あんた,本当にそのご両親の子かね?」 と言ってしまった。 しかし実際会って見て確信する。完全にご両親二人のミックスの顔である。それぞれのパーツを持ち合わせている。 「じゃあおばあちゃん,おじいちゃんからの覚醒遺伝かね?」 と聞くと, 「おじいちゃんは既に死んでて会ったことが無い。おばあちゃんは僕が生まれた時から白髪で分からない。」 とのこと。 一緒に仕事をしている別の男性と,毛の色の話をしていた時,彼の家族も様々な髪の色を持っており,「自分のヒゲはもう白髪だからわからないんだけど,若い頃は赤毛も,黒も,金髪も様々な色が混じったヒゲだったよ」と話してくれた。彼の娘も両親からでもおばあちゃん,おじいちゃんからでも無い色をしているとか。「非常に面白いよね!」で,話は締めくくられた。 なので,日本の学校で,髪が茶色いから黒染めを強制される… https://www.huffingtonpost.jp/entry/kurozome_jp_5d3fffb1e4b01d8c9780d456 https://www.bbc.com/japanese/41799482 本当に”サイエンス面で”無意味と言いたいのである。 私は中高一貫の私立校に通っていたが,中学三年生の時に月に一度の「頭髪チェック」でひっかっかった。 地毛なのに,である。 当時まだとてもpureだった私は大いに落胆し,家に帰り泣いて母に告げる。母は激怒し,すぐさま学校に電話でクレーム。←私立っぽい笑 面談では(実は母の髪が地毛なので私以上に茶色いのだ)「私も染めていないがこの色で娘の何が悪い」とまた指摘。 しかし,それでも頭髪チェックでは捕まり続ける私・・・ 私は中学生の卒業式の三日前にひじょょ~~~に明るい茶色に髪を染めた。勝手に染めて美容院から帰ってきた私に母がかけた言葉は,「似合う!」だった。学校へ行き,先生は驚く,「お願いだから卒業式だけは黒染めスプレーをしてきてくれ」と。 私は一点張りの「地毛です。」…
先日、Ryanと遊びに行った所が、LGBT🏳️🌈フレンドリーな場所でした。そこには沢山のカップルがいるのですが、ざっと見て8割以上のカップルがゲイカップルでした。 私達は適当な場所に座って今ハマっている音楽をかけて歌っていました。近くに他の人が来るけど、誰も我々を気にしません。我々のすごい近くを歩いて通った人も居ましたが、我々も向こうも気にしませんでした。 私が、 あぁこれがね、私がアメリカが日本より好きな理由の一つだよ、アメリカにあって日本にないもの、「皆んな誰も人を気にしない」こと、日本だと人の目をすごく気にするんだよ、 とライアンに言うと、 皆んな一回きりの人生で時間も限られてるのに何で気にするの? と。 この人はたまにとてもアメリカ人っぽいことを言うなぁ,と思ったのでした。
Ryanはコロラド出身で山男である。コロラド州に刺身なんて無い。海に面していない州な上に,ご両親もあまり多様な食べ物を普段食べずに過ごしているタイプである。 そんなライアン氏は,コロラド州内の大学に入学し,食のダイバーシティがかなり上がったそうだ。色々な地域から来ている学生と出会って,様々な食べ物を体験し,さらに大学院はコロラド州を離れたことから,よりダイバーシティが上がったそうだ。 大学院時代にご両親が遊びに来た際に,友人とよく行っているお気に入りの中華料理屋(四川スタイル)に連れて行ったら,ご両親はほとんど食べられなかったそうだ笑。 だからなのか,普段も色んなものを食べるし,色んな料理を知っているし,知らないものを何でもトライする。うちの近所には,ハイチ料理屋があって,好きなので一人で行くらしいが,その店は白人が来店することがまず今まで無かったらしく,来店初日に「うちはハイチ料理の店だ。分かってるか!?」と店主に言われたそうだ笑。(調べてみたところハイチの人口の95 %は黒人だそうだ)私を早く連れていきたいと言っている。 この傾向は,私としては大変ありがたい。 日本食をもっと教えてくれ!自分が知らないものを食べたい!食べたことないから食べたい!とよく言っている。(ただの豚である)基本的に作ったもの,紹介したものは何でも食べてくれる(納豆以外)。 この彼の傾向がまさか高校卒業後だったかと思うと残念とも思えるが,私はこれこそ子どもを大学へ通わせる意義の一つだと感じた。色々な背景の人たちに接することは自分自身の幅を広げることになる。たとえ食でも。 ケンブリッジのお寿司屋さんでかま焼が出てきて興奮するRyan氏(と,それが面白くて写真を撮る友人)
仕事面でのアメリカと日本違い,沢山ある。 例えば,企業勤めで会社の動きが遅いのだなんだと会社のことを悪く言うのは,アメリカではウケない。(日本ではよく終業後に遅くまで居酒屋でクダを巻いていた私が言うのもアレだが) アメリカでは,人材の流動性が高いのに対し,会社にいる間はちゃんと責任を持って役割を果たす。 その代わり,人間関係などが悪い等,仕事がしにくい状況,いわゆるチャンスが無いと思う状況が発生したらすぐに辞める。その時の受け持っていた仕事の状況,引き継ぎは全く気にしない。 日本人でアメリカの大学で働いている教授が「日本人は会社とのエンゲージメントが低くても辞めない。アメリカは短期間でもエンゲージメント・コミットメントが高い。」とおっしゃっていた。アメリカ人には理解出来ない考え方なのだろう。 また日本企業では少ないかもしれないが,「退職後1年間は競合へ行っては行けない」という内容をCA州以外は雇用契約に書くことが出来るという法律がある。 (しかし書いていなかった某空調会社はL*に転職され,退職の話が出たその日に上司が辞める人材の全てのパソコン,ラップトップを没収した。引き継ぎどころではないのだ。その人材は契約に書いている通りの14日前noticeを守り,退職希望を伝え,有給を全て使って退職した。最近も三*電機に転職した仲間がいる。) 制度=契約であり,書いてあることに反していなければ,何も言われない。某友人は前の会社を辞める直前に二週間の有給を使い,ハワイ旅行へ。Vacation明け初日に退職願いをしたとのこと。 契約社会であるということを,私自身,しっかり念頭に置いて生きていかなくてはと思った。
アメリカにいると,日本が全く相手にされていない国だと感じる。アメリカが脅威を感じているのは,言わずもがな今は中国だ。Firrmaなど国同士の間のことは壮大なことなのだが,身近でも感じる。スタートアップ関連イベントで話が出るのはいつも中国だ。日本は誰も,敵としても市場としても見ていないように感じてしまう時がある。もちろん産業によるが。 先日,MA州の議員と話す機会があった。今,気になってやりとりしているのは,ウガンダだそうだ。なぜポテンシャルを感じているかと言うと, ”3Mの人口のうち50%が20代で若いから” だそうだ。日本人は「ウガンダぁぁぁ~~~?」となりそうではないか。こんな合理的な判断が出来るだろうか? 日本企業の「ええ,分かっております,けどこれがうちのやり方でしてね」 なんてアメリカでは通用しないのだ。そもそも英訳出来ないし。英語に出来ないということは,合理的なアメリカ人を説得できないということだ。 一方,politicsが強い日本文化に比べ,アメリカ文化は簡単とも言える。 だって良ければ採用されるのだ。 すごく簡単な例で言えば,結婚して私のアパートから大量の皿をRyan家に運び込んだ。家が狭いので,使わないものは地下に収納するか捨てる必要がある。彼は,私が学生時代におばあちゃん家からもらってきたたち吉のお皿が一番使い易いと,平気でこれまで使っていた皿を捨てていた。歴史があっても使えないものにこんなに執着がないとは!と驚いたのである。
このブログの始まりのきっかけは,結婚したばかりなこともあり,色々とcompromiseしながらも上手く暮らしていると思っていました。 一方,ライアンには色々と私の不満があるらしく,現在一つ一つ解決をしている状態なのですが,特に仕事に対しての不満は,私が働きたいということと,日本企業の文化から,ライアンに言われることは分かるんだけど,今のところ何とも出来ないこととかがたまに発生します。 「じゃあブログにでも書いて,”私の妻のここ,おかしいでしょう?”って発信したら?」 と私が言ったところ,ヲタクの血が騒いでホームページまで作っちゃったというのがこれです笑 なので,私も思ったことを書かされる予定です。 お楽しみに。
is cool? 🙂 is fun? 🙂 is funny!? 🙂 No! No! No! There are lots of GAP in terms of…